パッキャオ、8・21対戦スペンスJrを“ほめ殺し”2年ぶりの試合へ決意

ボクシング世界6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級休養王者のマニー・パッキャオ(42=フィリピン)が8月21日(日本時間22日)、米ラスベガスで統一戦に臨むWBC、IBF世界同級王者エロール・スペンスJr.(31=米国)と対面した。11日(日本時間12日)に米ロサンゼルスのFOXスタジオで開かれた両者そろった初めての会見に臨むと“ほめ殺し”を展開した。

スペンスJr.に対し、元5階級制覇王者フロイドー・メイウェザー(米国)のアドバイスを受けるかという質問が飛んだ後だった。15年にメイウェザーと対戦し、判定負けしているパッキャオは「エロールはメイウェザーよりも優れていると信じている。エロールがメイウェザーからアドバイスを受ける必要はありません。彼はメイウェザーに頭のてっぺんから足のつま先まで戦う術を教えると思う」と絶賛した。

パッキャオにとってスペンスJr.の構えとなるサウスポーとの対戦は08年デビッド・ディアス戦以来13年ぶりとなる。先週からロサンゼルス入りしたパッキャオはサウスポーとのスパーリングを開始し「以前に準備したことと比較すると戦略変更する必要がある。今回は頭の動き、戦略、コンビネーションが違う」と説明した。

19年7月以来、キース・サーマン(米国)に判定勝ちして以来のリング。あえて勢いのある2団体統一王者との対戦を選択したこともついて「簡単な戦いを選択するチャンスはたくさんある。しかしファンに良いファイトを提供したい。私はファイターだから」と強い決意を口にした。

一方、スペンスJr.は「マニー・パッキャオは真の男。多くのほめ言葉や感謝の気持ちを与えてくれる。そして試合のベルが鳴るとリング内をあちこちと飛び跳ねる」とパッキャオの言葉をうのみにせずに警戒。パッキャオの“ほめ殺し”を返すように「彼は1年中24時間年中無休でボクサー。体をメンテナンスし、規律を保つからこそ、何十年も同じパッキャオなんだ」とリスペクトする言葉を並べていた。