キックボクシングのRISE横浜大会(9月23日、ぴあアリーナMM)で、8選手によるトーナメント「RISE DEAD OR ALIVE 2021」準決勝に出場する大崎孔稀(21=OISHI GYM)が来春ボクシングに転向する那須川天心との“再戦”に意欲を見せた。
24日、都内で行われた会見で「ここで優勝すればチャンスが来ると思うので、しっかりアピールしたい」と語った。
6月13日のRIZIN28大会では「最強」とあこがれていた那須川天心と1回×3分のみの対戦。倒すことができず「速い動きについていけなかった。負けたなという気持ち」と悔しさをにじませていた。それでもこの日、改めて那須川戦を振り返り「誰もが認めている相手としっかり打ち合えた。自信にはつながった」と手応えを口にした。
準決勝では那須川と2度の対戦経験がある志朗(28=Be WELLキックボクシングジム)と対戦する。もともとは7月の大会で1回戦を勝ち上がった兄・一貴が戦う予定だったが、練習中に足を骨折し欠場。同日行われたリザーブマッチで勝利していた大崎孔にチャンスが訪れた。「そばで見てきたので悔しい。1番気持ちが晴れるのは、自分が優勝すること」と兄の思いも背負って立ち向かう。志朗役として兄の練習相手をしていただけに、対策は十分。「兄とタイプは違うので、僕の作戦で勝つ」と闘志を見せた。
今大会では那須川は鈴木真彦との試合が決定しており、K-1王者、武尊との対戦の可能性も考えると、大崎孔が挑戦できる機会は限られる。「志朗選手は(那須川と)2回やっているし、もういいかなと。死ぬ気で戦って優勝したい」。兄のためにも、自らのステップアップのためにも、巡ってきたチャンスをものにする。