元K-1王者安保瑠輝也、ウエルター級仕様の肉体改造で2階級制覇だ

ウエルター級仕様の体作りに励む元K-1スーパーライト級王者安保(手前)(C)K-1

元K-1スーパーライト級王者安保瑠輝也(25=CLUB es/team ALL-WIN)が、ウエルター級仕様の肉体改造で2階級制覇を狙う。

20日、横浜アリーナで開催されるK-1横浜大会(日刊スポーツ新聞社後援)で開催される第2代ウエルター級王座決定トーナメントに出場。同1回戦でK-1初参戦のアラン・ソアレス(32=ブラジル)と拳を交える。現在は大阪の所属ジムALL-WINで、約2年前からフィジカル指導を受ける秀島正芳トレーナーとのトレーニングを続ける。21年に入って1階級上への転向を決断後、より体作りを意識してきた。

「身体的に1番きつい、自分との戦い」とフィジカルトレを表現する安保は「筋肉を壊しているのでどうしても動きが悪くなるのはしょうがない。でもトレーニングの目的は試合で勝つことであって練習で相手を倒すことじゃない」とウエルター級仕様の肉体改造に集中している。

1階級上げた分、長身を生かしたリーチの長さで優位に立つことが少なくなった。より力強さをパワーが必要と感じている安保は「瞬発的な動きなどは普段のミット打ちでも涼しい顔でできているんですけど、同じ動きを続ける、そういう攻撃を継続する力が自分にはなかった」と課題を挙げ、心技体の大切さを実感。「強い選手はどのジャンルでも心技体がそろっているというじゃないですか。僕でいう二段蹴りや胴回し回転蹴りといった華麗な『技』も、土台である『体』がなかったら出しても一流の選手には効かない。それで『体』をしっかり作ることに力を入れています」とフィジカル強化の意図を明かした。

2階級制覇がかかるトーナメントになる。「安保瑠輝也が出場することによって助けられているトーナメント。他の選手はプロ意識がない」とめった切り。トーナメント決勝の相手は元K-1スーパーライト級王者野杁正明(28=K-1 SAGAMI-ONO KREST)との顔合わせを期待し「決勝まで勝ち上がるのは当たり前だと思ってるのでプレッシャーはない。ファンも俺が勝ち上がる以外のシナリオを求めていないだろうし、逆ブロックからは99・9%、野杁正明が上がってくる。野杁正明に勝つ、その結果がベルトだと思う。だからベルトどうこうは考えていなくて、野杁選手に勝つこと=ベルトだと思う」とキッパリ。「K-1、格闘技の顔は俺」と言い切る安保が、しっかり2階級制覇のシナリオを思い描いていた。