井上直樹、判定で金太郎下す リーチ差生かしキックで対抗 RIZIN

3回、パンチを交錯させる金太郎(左)と井上(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN30>◇19日◇さいたまスーパーアリーナ

バンタム級トーナメント2回戦で、元UFCファイターの井上直樹(24=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)が金太郎(28=パンクラス大阪稲垣組)を判定で下した。サウスポーの金太郎の激しいパンチに対し、井上はリーチ差を生かしてキックをベースに対抗。2回には左のローキックで金太郎の動きを止めるシーンも演出した。

古傷のある右拳での打撃を控えながらも、緊張感ある打撃の攻防を展開し、3ラウンドを戦い抜いた。3-0の判定で勝利した井上は「KOか一本かで決められたら良かったですけれど、勝てて良かったです。マイクパフォーマンスがうまくできていないので、また次回よろしくお願いします」とコメントし、場内をわかせていた。