寧仁太が準決勝進出 小嶋瑠久に打ち合いの末に判定勝ち K1ウエルター級

小嶋瑠久対寧仁太・アリ 打ち合う小嶋(左)と寧仁太(撮影・垰建太)

<K-1横浜大会:よこはまつり>◇20日◇横浜アリーナ◇日刊スポーツ新聞社後援

K-1ウエルター級王座決定トーナメント1回戦で、寧仁太・アリ(22=K-1ジム総本部チームペガサス)が小嶋瑠久(22=PURGE TOKYO)を撃破し、準決勝進出を決めた。

身長で12センチ上回る寧仁太は距離を詰めて小嶋と激しい打ち合いを展開。体格差を生かしながらのパンチ、至近距離からの右ヒザ攻撃で攻め込んだ。3回を戦い抜き、3-0(30-29、30-28×2)の判定勝利を飾った。

ガーナ人の父、日本人の母を持つ寧仁太は7歳の時、難病のペルテス病を発症したものの、過酷なリハビリ生活で病気を克服した。プロサッカー選手を目指していたが、K-1ジム総本部に入門して格闘家へ転向。21年3月のケイズフェスタ4大会DAY2からK-1に参戦していた。