<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇22日◇京都市体育館◇観衆2000人
挑戦者の同級1位・矢吹正道(29=緑)が、安定王者の寺地拳四朗(29=BMB)を破り、初挑戦で世界奪取に成功した。試合後の会見は、両方のまぶたを腫らして現れた。
-実感は
矢吹 実感というか拳四朗選手に勝てて「ヤッター!」という感じ。
-ポイントでリードした
矢吹 4ラウンドが終わってリードしていたのはびっくりした。王者がとっていると思っていた。
-途中であきらめかけたと
矢吹 大振りになってスタミナが減った。何ラウンドか覚えていないが途中、あきらめかけたけど、何とか耐えてチャンスを待った。
-今後は
矢吹 この試合にすべてをかけていた。この試合で引退してもいいとも思っている。軽量級なんで、ファイトマネーの額は決まっている。(今後)命をかけるまで稼げるとは思えない。この試合にかけていたんで、次はまた考えます。