棚橋弘至、逆転の丸め込みで2勝目 G1無敗オカダに「食らいついていく」

新日本プロレスG1クライマックス タマ・トンガに勝利した棚橋弘至(中央)(新日本プロレス提供)

<新日本G1クライマックス>◇29日◇後楽園ホール◇観衆664人

リーグ戦Bブロック3戦目が行われ、IWGP USヘビー級王者の棚橋弘至(44)が逆転の丸め込みで2勝目を挙げ、勝ち点4とした。

タマ・トンガに得意技ガンスタンで押さえ込まれたが、ギリギリで返すと、そのまま体を入れ替えた。次戦は2勝1敗で並ぶ、SANADAを迎え撃つ。白星先行となったエースは、この日3連勝を飾ったライバル、オカダ・カズチカに離されずについて行く。

シングルのベルトを持つエースが、序盤負け越しの危機を回避した。5年前のG1で敗れているトンガに掟破りのスリングブレイド、ハイフライフローを食らうなど、苦しんだ。自らの得意技を簡単に決められる屈辱。すかさず同じ技で応戦したが、その後も防戦一方だった。勝負に出たトンガのガンスタンをカウント2で返し、なんとか勝利。首も集中的に攻められ、バックステージでは「ああー、クソ!効いたな」と倒れ込んだ。

それでも白星先行となったのは救いだ。20年連続20回目の出場。G1の厳しさは誰よりも知っている。この日、ライバルのオカダは無敗を守ったが「このままいくはずがない。(勝ち点)2差で食らいついていく。1つ1つ重ねていって、希望をつかみたい」と前を向いた。

思ったことは常に口に出し、自らにハッパをかける。思いをファンと共有した上で結果を残し、信頼を得たいと考える。「ちょっくら優勝してきます」。しっかりと目標を見据え、次なる戦いに挑む。