高橋裕二郎、手錠をかけられリングアウト負け 連行されるように退場

第4試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 矢野通対高橋裕二郎(撮影・上山淳一)

<新日本プロレス:G1クライマックス31 大阪大会>◇9日◇エディオンアリーナ大阪

Aブロック公式戦で矢野通が高橋裕二郎を10分23秒、リングアウトで下し4勝目(3敗)をあげた。

ゴングの前に高橋がフロントキックで奇襲攻撃を仕掛ける。さらに矢野陣営からテーピングを取り出すと、それを使ってグルグル巻きにした。さらに椅子に座らせてのフロントキック攻撃でダメージを与えた。

その後は場外戦に発展し、高橋が両手に手錠をかけられた状態でリングアウトとなった。

高橋は両手がつながったまま、連行されるように退場した。矢野は勝ち誇ったように花道を引き揚げた。

矢野はコメントスペースを横切りながら「痛えな、バカヤロー! 通報しろ!」となぞのコメント。高橋は手錠に「なんだ、こりゃ。外れねえんだ」と話し、解錠する鍵を探し求めた。【実藤健一】