鷹木信悟トップ争い生き残るも大きな代償 脇腹押さえ花道引き揚げる

第5試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 鷹木信悟対タンガ・ロア(撮影・上山淳一)

<新日本プロレス:G1クライマックス31 大阪大会>◇9日◇エディオンアリーナ大阪

Aブロック公式戦でIWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟が、タンガ・ロアを19分8秒、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンからの片エビ固めで勝利し、5勝2敗とした。

開始直後はエルボーの応酬で主導権を争う。攻防を続けた後、鷹木は串刺しラリアットをさく裂。「まだまだ!」と叫び、攻勢に出た。最後はエイプシットを狙ったロアに対し、鷹木式GTRを見舞う。さらにラスト・オブ・ザ・ドラゴンを見舞い、フォール勝ちに持ち込んだ。

5勝2敗とトップ争いに生き残ったが、代償も大きく試合後は脇腹を押さえながら花道を引き揚げた。