ムエタイ王者の奥脇竜哉が白星デビュー、開始から強烈なミドルキックの応酬

奥脇対老沼 2回、老沼(左)にハイキックを放つ奥脇(撮影・小沢裕)

<RIZIN31>◇24日◇神奈川・ぴあアリーナMM◇第1試合

ムエタイ王者の奥脇竜哉(21=エイワスポーツジム)が老沼隆斗(23=STRUGGLE)に2-0判定勝ちし、RIZINデビュー戦を白星で飾った。

試合前の予想通り、開始直後から強烈なミドルキックの応酬が続いた。中盤には蹴りに注意を引きつけた上で、打撃でもダメージを与え、優位に試合を進めた。最後は相手に「もっと来い」というジェスチャーを見せる余裕もあった。小学校から始めたムエタイの技術を本場・タイで学び、19年に世界王者にたどり着いた。「横浜にこんな選手がいるというのを見せたい」と語っていた通り、地元開催の大きな大会で、ムエタイの強さを見せつけた。