女子王者リンチ「試合したいならやってやる!」ブレアとの王座戦受諾

ブレア(左)とリング上で対峙(たいじ)したロウ女子王者リンチ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇25日(日本時間26日)◇米テキサス州ヒューストン・トヨタ・センター

スマックダウン(SD)から移籍したロウ女子王者ベッキー・リンチが、前SD女子王者ビアンカ・ブレアの王座挑戦を受諾した。次週11月1日のロウ大会(米プロビデンス)での防衛戦が決まった。

22日のPPVクラウン・ジュエル大会(サウジアラビア)でブレア、サーシャ・バンクスとの3WAY形式SD女子王者戦で勝利していたリンチは「もうビアンカの王座挑戦を見たくないでしょ。リア・リプリーやリブ・モーガンを倒す方が見たいよね」と観客に提案していると、ブレアがリングに姿をみせた。不満のリンチは「後ろの列に並び直しな! クソ女」と拒否した。

するとパワーあふれるブレアに解説席へとたたきつけられた。竹刀攻撃から必殺のKOD(キス・オブ・デス=変形フェイスバスター)を狙われると、何とかサミングで回避した王者は竹刀も利用した強烈な川津落としで反撃。「試合をしたいならやってやる!」と最後にはブレアからの王座挑戦を受諾していた。