日本ムエタイ界の至宝!梅野源治「楽しみ」元K1王者大雅とRISEで対戦

梅野源治(2021年3月1日撮影)

立ち技格闘技のRISE大阪大会(14日、大阪・丸善インテックアリーナ)に出場する梅野源治(32=PHOENIX)が2日、オンラインで練習を公開し「このまま気持ちを整えて試合を迎えられれば」と、順調な調整ぶりをアピールした。

16年に日本人史上2人目のラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者となり、“日本ムエタイ界の至宝”の異名を取る梅野は、元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の大雅(25=チームドラゴン)と対戦する。首相撲やヒジ打ちの有無をはじめ、ルールの異なる格闘技をバックボーンにもつ2人だが「楽しみだな、どういう試合内容になるのかなという思いが強い」と笑みをこぼした。

また、ファイトスタイルの違いを「水と油」に形容されると「水と水というか。油と油というか」と本人は意に介さず。「意外とかみ合う部分も多いと思うし、かなり盛り上がると思う」と、好ゲームを期待した。

ムエタイのトップ戦線で戦ってきた自信ものぞかせた。「試合の前から、(表情や態度などで)積み上げてきたものを感じてもらいたい」と胸を張り「格闘技を見たことのない人からRISEのファンまで、全員の心に残るような試合をしたい」と力を込めた。