K-1王者椿原龍矢「天下統一」宣言、12・4ライバル軍司泰斗と初防衛戦

12・4大阪大会で初防衛戦に臨むK-1フェザー級王者椿原龍矢(C)K-1

K-1フェザー級王者椿原龍矢(22=月心会チーム侍)がホームで戦国時代と言われる同級の「天下統一」を始める。

12月4日、エディオンアリーナ大阪で開催されるK-1大阪大会(日刊スポーツ新聞社後援)で10代のアマチュア時代からのライバル軍司泰斗(22=K-1ジム総本部チームペガサス)との初防戦が決定。地元大阪でのV1戦に向け、このほどインタビューに応じた。

5月のK-1横浜大会でノンタイトル戦に勝利し、約6カ月ぶりのリングでもある。「やっぱり大阪は自分のホームなのですごく楽しみ」と満面の笑みをみせた椿原は「防衛戦は絶対にやらなあかんことで、僕もいずれ防衛戦をするつもりやったし、軍司選手も強い選手に勝って順当に上がってきたので、絶対に試合をするやろなとは思っていました」と覚悟を決めた表情を浮かべた。

両者は10代から拳を交えてきた。K-1傘下のK-1甲子園、KHAOS、Krushとステージを変えて激突。過去4戦でアマで1勝1敗、プロで1勝1敗とイーブンの戦績を残してきた。

椿原は「同じ人とこんなに試合することがあるんや、と思います」と前置きした上で「軍司選手のことは気になっちゃうし、3回目やった後ぐらいから、またやりそうやなと気にはしていました。結果は2勝2敗ですけれど、自分の気持ち的には僕の4戦4勝なので。今回もしっかり勝って5戦5勝の気持ちでいようと思います」と独特のポジティブ思考でスタンバイするという。

「僕と軍司選手が決着をつけるのに、これ以上の舞台はない」と完全決着戦と位置づけた椿原は「もちろん(王者の実力)差も見せますし、自分のスタイルで倒したいです。フェザー級は戦国時代と言われていますけれど、僕が戦国時代を終わらせて、軍司選手と完全決着をつけて、フェザー級を天下統一します」と高らかに宣言していた。