紫雷イオ、マンディ・ローズ軍との抗争激化 6人タッグ戦負け

ロープによじ登り、トキシック・アトラクションを挑発する紫雷(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT大会>◇11日配信◇米フロリダ州オーランド

元NXT女子王者紫雷イオ(31)が、現王者マンディ・ローズ率いるユニット「トキシック・アトラクション」との抗争を激化させた。ケイシー・カタンザーロ、ケイデン・カーターと組み、トキシック・アトラクションのローズ、ジジ・ドリン、ジェイシー・ジェインとの6人タッグ戦で激突したが、カタンザーロがドリンにフォール負けを喫した。

ボディースラムからダブル・ニーでジェインを攻め込んだ紫雷は、ローズにスパインバスターを浴びる競り合いを展開。さらにフラップジャックやダブル・ニーでローズにダメージを与え、鮮やかな月面水爆も成功させた。フォールに入ったものの、ドリン、ジェインにカットされて決定打とならなかった。

試合はカタンザーロがコーナートップからドリンにとどめを狙ったが、ジェインに妨害され、最後はドリンの旋回式パワーボムに沈められた。紫雷はタッグパートナーだったゾーイ・スタークを負傷離脱に追い込んだローズ軍との抗争をさらに激化させる展開となった。