ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が12月29日、さいたまスーパーアリーナで控えるIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)との統一戦に備え、薬物検査を受けた。
15日にVADA(ボランティア・アンチ・ドーピング機構)スタッフの訪問を受け、ゴロフキン戦に向けて初めての検査を受けたことを同日、所属ジム公式サイトで明かした。村田は「これまでの世界戦で何度もVADAの検査は受けていますし、アマチュアの頃を含めれば数え切れない回数を受けていますからね。もう検査の流れもだいぶ頭に入っているし。今日も落ちついて出来ました」と報告した。
ゴロフキン陣営も希望した検査だとし「僕も望むところです」と説明。血液、尿の検査を受け「試合までにあと2~3回は来るでしょう。確かに減量がきつくなってきた時に尿が出るまでに何時間も掛かったら困るなとか、早朝、家に来たりすることもあるので面倒に感じる時もあるかもしれませんが、それはお互いさまですからね」とコメント。
さらに「個人的な意見ですが」と前置きした上で「僕はボクシング界でもVADAなどの検査機関を入れることはとても良い事だと思っています。きちんとしたスポーツとしての定義を守る、意義を失わないようにする、これは大賛成です。ゴロフキン選手もそこにはしっかりこだわりがあるのだと思います。検査経費の問題はあるのでしょうが、そこはきちんとクリアしてやっていくべきだと思います」との思いを明かしていた。