ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が14日に、東京・両国国技館で2年ぶりの国内世界戦に臨む。
挑戦者のIBF世界同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)との防衛戦(WBA6度目、IBF4度目=日刊スポーツ新聞社後援)に向け、13日には横浜市内で前日計量に出席。井上はリミット53・5キロでパスし、ディパエンも200グラム少ない53・3キロでパスした。計量後、15秒ほどのフェースオフ(にらみ合い)を終え、最後に握手を交わした。
井上の主な一問一答は次の通り。
-2年ぶり国内世界戦の計量を終えた
「無事に計量も終えて、少しリカバリーも終わったところ。気持ち的にはリラックスして落ちついている状態です。2年ぶりの日本は自分自身楽しみにしています。素晴らしい試合をおみせする予定です」
-ディパエンの印象
「計量の時に体を見ましたが、しっかりと仕上げてきたなと。しっかりと力の差をみせ、次の来春のビッグマッチに向かいたい。ここは危なげなく、いつも通り、しっかりと勝つだけ」
-初めてのPPV生配信
「今回、PPVという形になりましたけれど、この先につながるよう、成功していけばいいなと」。
-ディパエンは挑発的だが
「対戦相手のディパエン選手が、これぐらいの勢いがないと良い試合にならない。みなさんの期待、想像を超える勝ち方をしたいと思いますので、応援をよろしくお願いいたします」
-久々の日本の調整は
「やっぱりここ2試合はラスベガスの調整になりましたので、それに比べて日本での調整はすごくうまくいきましたし、リラックスしてこの日を迎えることができた。良いコンディションになっていると思います」
-今試合の一番のモチベーションは
「ボクサーにとってのモチベーションは、やっぱりリングに上がること。今回、このコロナ禍の状況で、日本で試合、リングに上がれることは一番のモチベーションです。先日、(WBC世界同級王者)ドネアも良い勝ち方をしましたし、自分も来年の春(のビッグマッチ)へ、という気持ちになります」
-WBO世界同級王者カシメロのV5戦試合中止を受けて
「カシメロに関して、まだ正確な情報というか、はっきりと出ていないと思うので、別にコメントする必要はないかなと。最新のしっかりと情報が出てから、決めていきたい」
-次の照準はドネアか
「ドネアというよりも、以前から言っている4団体統一というところに向けて必要なベルトを持っているのはドネアということです。そこにこだわっていきたいと思います」
-リードパンチぐらいで倒すという言葉もあった。明日の試合展開を想定
「リードパンチで倒すというのは自分なりの表現であって、そのぐらいの実力差を見せて勝つという自分の意気込みです。リングに上がってからすべてを決めていきたいです」