<プロボクシング:東日本新人王決勝>◇19日◇東京・後楽園ホール
フェザー級決勝で、渡辺海(19=ライオンズ)が10秒殺で東日本新人王となった。
飛び込んできた対戦相手の吉田諒(30=ワールドスポーツ)に対し、カウンター気味の右フックでダウンを奪取。ロープ際まで吹っ飛ばし、レフェリーストップによる開始10秒、TKO勝利となった。昨年も東日本新人王決勝まで勝ち上がってきた吉田をワンパンチで倒した渡辺は「びっくりしましたね。吉田さんには1つも油断できなかった。10秒で倒せたなんてねすごい」と目を丸くした。
トレーナーの父利夫さん(54)もフェザー級のA級ボクサーとして6年間ファイトしたが、新人王は東日本の準決勝止まり。「父超え」の頂点でもあり「あんまり認めてくれないので認めてくれるかな」とセコンドに入った父をみつめた。130人の応援団に大きな拍手をもらい「ここで勝っても油断していない。全日本を取るまで練習は欠かさない」と決意も新た。父の影響とともに、世界4階級制覇王者井岡一翔(志成)のあこがれてプロボクサーの道を選択した渡辺が、22年2月20日の全日本新人王決勝に向けて気合を入れていた。