<プロボクシング:全日本新人王決勝戦>◇6日◇東京・後楽園ホール◇12階級(4階級は中止)
スーパーライト級で、東軍の関根幸太朗(24=ワタナベ)が全日本新人王を獲得した。
東軍の山下玄輝(23=結花)との決勝では左ボディー、左フックなどを軸に攻め込み、2回に左フックでダウンを奪った。カウント途中に相手陣営からのタオル投入があり、同回2分26秒、KO勝ちで新人王を奪取。最優秀選手賞にも輝いた。
「やりずらい相手で、自分のボクシングができずに反省ばかり」と苦笑いしながらも、フィニッシュパンチには「パチンと当てられて良かった。もっと面白い試合をしたい。すぐにチャンピオンになりたい」と今後の抱負を口にした。
埼玉・久喜市から東京・五反田の所属ジムまで往復数時間かけて通う。以前から渡辺均会長は「礼儀正しい選手」と大きな期待を寄せている素材。今春からは都内の自動車販売会社に就職し、ジム往復が近くなり練習時間も多く確保できそうだという。
花咲徳栄高-拓大-ワタナベジムの経歴は、ジムの大先輩となる元WBA世界スーパーフェザー級内山高志氏と同じ道。プロではまだ3勝(3KO)ながらもアマチュアでは18勝(5RSC)20敗と経験豊富だ。「内山先輩の左ボディーはすごく参考になるし、憧れています」と声をはずませる関根。プロの世界で大きな飛躍を予感させる新人王獲得となった。