IWGPタッグ王者後藤洋央紀がディック東郷破り3回戦へ 4度目のNJC制覇へ 新日本

東郷に昇龍結界を決める後藤(奥)(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:ニュージャパンカップ2022>◇9日◇東京・後楽園ホール

前人未到の4度目のNJC制覇へ、厄介な敵を打ち破った。

IWGPタッグ王者の後藤洋央紀(42)が第5試合、タイトルをめぐり幾度となく抗争を繰り広げてきたヒールユニット「ハウス・オブ・トーチャー」のディック東郷(52)と対戦。東郷に反則技のオンパレードを受けながらも、自身が信条とする「真っ向勝負」で立ち向かった。中盤には、突如として会場が、暗転。隙をつかれた後藤はスポイラーズチョーカーによる首絞め攻撃やEVILの介入などを許したが、負けなかった。EVILを新武器の邪羅蛇羅棒で蹴散らすと、そのまま東郷を昇龍結界(変形腕固め)で一網打尽にし、9分50秒、タップアウトを奪った。

2日の日本武道館大会では2度の優勝を誇るベテラン、永田裕志にテクニックを見せつけて勝利。勢いそのままに、東郷を退けて3回戦に進出した。「言っているだろう、俺には戦いの神がついているんだよ」と豪語。次戦は14日(香川)、CIMAと対戦する。10年遠ざかる優勝へ、暗転した会場でも敵をなぎ倒したように、荒武者が暗闇から這い上がってみせる。

【勝部晃多】