RIZIN中村大介、山本空良戦の理想は「一進一退の攻防」師匠田村潔司直伝の格闘技魂で挑む

RIZIN34大会で対戦する中村(左)と山本(撮影・勝部晃多)

20日開催の総合格闘技RIZIN34大会(丸善インテックアリーナ大阪)で参戦2連勝を目指す中村大介(41=夕月堂本舗)が、師匠、田村潔司直伝の格闘技魂で20歳年下の山本空良(21=パワーオブドリームジム)戦に挑む。

11日、公開練習に登場。両足に3キロ、腰に4キロの重りを巻き付け、両手に5キロのダンベルを持って、1分間のシャドーボクシングを披露。負荷の大きいトレーニングにも「すごくコンディションがいい。疲れもありますが調子はいいです」と、好調ぶりをアピールした。

DEMOLITIONやDEEP、プロレスリング・ノアなどさまざまな舞台で活躍する中村は昨年10月、横浜大会の新居すぐる戦でRIZINデビュー。UFC殿堂のレジェンド、桜庭和志にコツを教わったという、腕ひしぎ十字固めを決め、1回一本勝ちを収めている。

今回の相手は、元UFC-Jミドル級トーナメント王者で、リングスなどでも活躍した山本喧一氏を父に持つ山本。同じプロレスというバックグラウンドを持つ相手との対戦に「同じ系列の選手だと思っているので、そこが楽しみですね」と笑みを浮かべた。

理想の試合展開は、「一進一退の攻防」。20年以上前から師事する格闘家、田村に教わった極意だ。「秒殺とかは良いと思わない。プロの技術の攻防を見せるのが格闘技。その思いがすごくあります」と、ファンを魅了する格闘技を信条とする。今回も、必殺技のアームロックを華麗に決めてみせると力を込めた。

フェザー級戦線で、トップを目指す。前日10日には、同級王者牛久絢太郎-斎藤裕のタイトルマッチが4月に決定。牛久にはDEEPで勝利した経験もあり、結果を残して割って入る構えだ。「負けたら乗り遅れる。フェザー級戦線を楽しんでいきたいです」。41歳は静かに闘志を燃やした。【勝部晃多】