矢吹正道が「軽量級最強」狙う ターゲットは京口紘人と中谷潤人「日本で盛り上がる試合を」

計量をクリアした王者・矢吹(真正ジム提供)

WBC世界ライトフライ級王者・矢吹正道(29=緑)が「軽量級最強」を狙う。前王者で同級1位・寺地拳四朗(30=BMB)との因縁の再戦は今日19日に京都市体育館でゴング。18日は京都市内で前日計量に臨み、矢吹はリミットを100グラム下回る48・8キロ、寺地は48・7キロでクリアした。

因縁を清算した後、矢吹が国内でのビッグマッチを望んでいることが分かった。ターゲットはWBA同級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)、そしてWBO世界フライ級王者・中谷潤人(M.T)。コロナ禍で外国人選手との対戦は厳しい状況で、関係者に「統一戦か階級を上げるか。日本で盛り上がる試合をしたい」と話していたという。

軽量級を極めたい。その前に寺地との戦いに決着をつけなければならない。計量後には「お互い自信がある者同士で、それがぶつかるだけの試合。お互い本調子でやれるのでいい試合になる。もう1回、チャンピオンになるつもりでやります」と意気込みを語った。

勝負飯はイカスミのパスタとミラノ風ドリアだ。「今日は(ファミリーレストランの)サイゼリアに行って、その後はホテルの近所で焼き肉かうなぎを食べます。これまでスッポンとかいろいろ試したが、今回は2~3週間前にサイゼリアに行ったら次の日に調子がよかった。庶民的な方が合ってるんで」。元ヤンから上り詰めた。生活は地味に、夢は大きく決戦の舞台に上がる。【実藤健一】

○…寺地は計量後、レトルトパックの参鶏湯をぱくついた。いつも最後は水抜きで絞るのが減量スタイル。前日の調印式後から「早く計量を終えて水が飲みたい」と話していた。試合前の「難関」を乗り越え、「前回とはコンディションが全く違う。いい練習ができた。自分が一番強い。その自信を取り返したい。注目されているのはありがたい。勝ってより知名度を上げたい」とリベンジに燃える。