4年前の雪辱を果たし、新日本プロレストップのベルトを巻く。4月9日開催のIWGP世界ヘビー級選手権試合(東京・両国国技館)で、王者オカダ・カズチカ(34)に挑戦するザック・セイバーJr.(34)が「(団体創設)50周年という記念イヤーは俺が頂点に立つのは完璧なタイミング」と鼻息を荒らげた。
前日27日のニュージャパンカップ(NJC)2022決勝戦で内藤哲也を下し、4年ぶりに同大会を制したセイバーJr.は28日、オンライン形式で行われた一夜明け会見に出席。トロフィーを抱えて歌いながら登場すると、「今朝は8時に起きて新宿御苑までお花見に行きました。今は最高の気分です」などと話し、リフレッシュした様子を見せた。
18年以来2度目の優勝となったが、慢心はない。「NJCは俺のストーリーの第1歩」とし「内容としては満足いっていない部分もある。内藤のでっかい頭を締め上げるのは本当に大変。勝てたのはうれしいけど、満足できていない内容だったという所も含めて、俺はまだまだ戦い続ける」と謙虚に振り返った。
来月9日にオカダとの選手権試合が決定。4年前のNJC優勝後は、両国で当時IWGPヘビー級王者のオカダに挑戦するもレインメーカーの前に苦杯をなめている。舞台も同じ両国。「今年に関しては、世界ヘビー級のタイトルに挑戦できることも含めてモチベーションは高かった。俺は新日本プロレスで最高のプロレスラーだし、世界で最高のプロレスラーになるという事を唯一の目標」ときっぱりと話した。
50周年はセイバーJr.の年にする。「生活に慣れること。日本人の考えを理解することが何よりも重要」と話し、コロナ禍でも日本に滞在し続けた勤勉レスラーが、日本で「世界」のベルトを取る。【勝部晃多】