K-1女子フライ級王者KANA(29)が6月25日、東京・代々木第2体育館で初防衛戦を行う。初の女子大会「K-1 WGP 2022 リング・オブ・ビーナス」で海外の強豪を迎え撃つ。
KANAは29日、都内で行われた同大会のカード発表会見の席上、中村拓己K-1プロデューサーに同大会でのタイトル戦開催を直訴し、その熱意に中村氏が折れる形となった。
この日は同門の後輩、菅原美優らが出場する「K-1初代女子アトム級王座決定トーナメント」のカード発表後、KANA、高梨knuckle美穂、山田真子出場の「日本VS世界 3対3」の開催が、対戦相手が決まらぬまま発表された。そして「メインは譲れない?」との質問が出ると、KANAが意を決して言葉を発した。
「お願いがあります。6月はこのベルトをかけて防衛戦がしたい」。この予想外の発言に中村氏は、最初「3対3という枠の中でタイトルマッチにするかは、これから考えたい」としていた。ところが「この大会はKANA選手がいたから実現した。”K-1女子というものを大きく、注目されるものにしたい”という話をずっと聞いてきた」と言葉を続けると、考えを変えた。今大会での開催を予定していたKANAとKrush女子フライ級現王者寿美(ことみ、25)とのK-1女子フライ級タイトル戦が、寿美の体調が回復しないため流れた点に触れた後、少し間を置いて「・・・タイトルマッチにしましょう」と急転直下、6月開催を決めた。
KANAは「いろんなプレッシャーを背負って、この大会を成功させたい。メインは自分に譲ってもらい、セミで美優ちゃんにベルトを巻いてもらって、メインで自分も巻く」と言葉を弾ませていた。