元K-1スーパーバンタム級王者でプロボクシング3戦3連続1回KO勝利中の武居由樹(25=大橋)が「メモリアルデー」に4連勝を狙う。
22日に東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル87大会で、日本スーパーバンタム級16位河村真吾(31=堺春木)と同級10回戦を戦う。18日にはオンラインで公開練習に臨み、八重樫東トレーナーとのミット打ちをはじめ、サンドバッグ打ち、シャドーボクシングなど約90分間のメニューで汗を流した。
5年前の17年4月22日は武居が20歳でK-1同級王座を初奪取した日となる。決勝まで1日3試合という過酷な第2代同級王座決定トーナメント(代々木競技場第2)を制した。「そういう縁を感じ、気合が入っています」と口調を強めた。
対戦相手も初めての日本ランカー、4試合連続1回KO勝ちの記録もかかっているが「(河村は)ガンガン攻めてくる気持ちの強い選手。簡単にはいかない」と警戒。所属ジムの大橋秀行会長も「10ラウンドまで判定で勝ってくれれば」と経験を積む1戦として設定した。
20年12月にK-1卒業を表明し、21年3月にボクシングデビュー戦を飾ってから1年が経過。年内には日本、アジアなどの王座挑戦も狙っており、日本ランカー撃破が大きなステップになることは間違いない。大橋会長が「もう10年ぐらいうちのジムにいるベテラン選手のような印象」と表現するほどトレーニングでも落ち着いた雰囲気を醸し出しているという。
武居は「10ラウンドのスタミナに不安はないです。1年はあっという間でした。もっとちゃんとボクシングができるように。技術の練習はしてきたつもり」と静かに闘志を燃やしていた。
◆武居由樹(たけい・よしき)1996年(平8)7月12日、東京・足立区生まれ。10歳の時、地元のジム、パワーオブドリームでキックボクシングを開始。足立東高ではボクシング部で主将。14年11月、キックでプロデビュー。17年4月、K-1スーパーバンタム級王座獲得。同年のK-1年間最優秀選手に。19年6月、K-1同級世界最強決定トーナメントも制覇。20年12月にK-1卒業とボクシング転向を宣言。21年3月にボクシングデビューし、3戦連続1回KO勝ち。身長170センチの左ボクサーファイター。