<新日本:後楽園大会>◇19日◇東京・後楽園ホール
来月1日開催の福岡大会(ペイペイドーム)で4度目の防衛戦に臨むIWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカ(34)が、前哨戦となったメインイベントのタッグマッチで、次期挑戦者の内藤哲也組に勝利した。
技だけでなく、姿勢からも王者の風格が漂っていた。タッグを組んだケイオスの同門、YOHが、内藤に攻められると「返せよ! 返せ!」と、場内に響き渡るほどの大声で叫んだ。前日18日の愛知大会のタッグマッチで高橋ヒロムに敗れ、「何一つ響かない」などと痛烈に批判された仲間を鼓舞。これに発奮したYOHが19分01秒、BUSHIにDIRECT DRIVE(旋回式ダブルアームDDT)を決めて3カウントを奪った。
試合後、オカダは「YOHの気合がしっかりと伝わった」とうなずいた。そして、次期挑戦者の内藤に「すかしてるね。すかして取れるほど、このベルトは安いもんじゃない」ときっぱり。「ニュージャパンカップ覇者も倒したし、このまま行くとチョチョイのチョイでしょう」と豪語した。王者の自覚が、オカダを熱くする。