37歳の久高寛之が大差判定負け「これで引退します。決めていたんで」潔く表明 今回が51戦目

判定で日本王座を奪取した中川(右)。左は敗れた久高(撮影・実藤健一)

<ボクシング:日本スーパーフライ級王座決定戦>◇10回戦◇23日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

同級2位の中川健太(36=三迫)に大差判定負けした同級1位久高寛之(37=仲里)が試合後、引退を表明した。

序盤から完全にペースを握られ、6回には決定的なダウンを喫した。「思うように足が動かなかった。ちょっと悔しいですね」と振り返り、「これで引退します。決めていたんで」と潔く言った。

過去に日本王座を獲得し、今回が51戦目(28勝=11KO=4分け19敗)のキャリアを誇る。

今後については「ちょっとゆっくりします」と具体的な明言は避けた。