ボクシングWBO世界フライ級王者中谷潤人(24=M.T)が、階級超越した最強を証明するパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキング入りを目標に掲げた。4月9日、さいたまスーパーアリーナで山内涼太(27=角海老宝石)を8回TKO撃破した中谷は2日、所属ジムの所在地となる相模原市役所を訪問。本村賢太郎市長をはじめ、集まった市民に2度目防衛の成功を報告した。
「たくさんの方々に応援していただき、モチベーションや原動力になっている。みなさんの期待度を上回りたいと思っています」とキッパリ。相模原市役所1階ロビーに響きわたった大きな拍手に笑顔で応じた。
米老舗専門誌ザ・リングなどが選定しているPFPランキングを意識している。現在、日本人では4位にWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)、10位には世界4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)がランク入り。中谷は「最終的にはPFPに名前を連ねたい。どの階級にいたとしても入ることができるように」と世界的認知度も兼ね備えたボクサーになることを掲げた。
関係各所へのあいさつ回りを終え、先月25日からジムワークを開始した。ゴールデンウイーク明けに家族旅行した後から次戦に向けた本格的な練習を再開する。中谷は「(フライ級の)防衛戦、1つ上の階級といろいろな選択肢がある。日本でも米国でもやれれば」とスーパーフライ級への転向も含め、選択肢を広げて次戦の決定を待つ構えだった。