コロナ感染で欠場した藤波辰爾が元気な姿見せる 代役の棚橋弘至に感謝「胸が込み上げる」

試合前、あいさつする藤波(撮影・狩俣裕三)

<ドラディション:藤波辰爾デビュー50周年ネバーギブアップツアー2後楽園大会>12日◇東京・後楽園ホール

新型コロナウイルス感染の影響で、今大会を欠場した藤波辰爾(68)が、元気な姿を見せた。

試合に先立ち、藤波がリングに上ると、会場からは大きな拍手が送られた。「一番大事な大会に向け、コンディションを整えてまいりましたが、欠場することとなり非常に残念です」と話した。藤波の代役として、新日本プロレスの棚橋弘至(45)が出場することにも言及し、「いちばん期待をしている棚橋君が立ってくれることになり、胸が込み上げる思いがしました」と語った。

藤波は先月28日に新型コロナ感染を発表。参戦を予定していた今月1日の新日本福岡大会、同2日のヒートアップ後楽園大会を欠場していた。

藤波50周年ツアーは、10月22日にアクロス福岡、同30日に大阪・ATCホール、12月1日に東京・国立代々木競技場で試合が予定されている。