元RIZIN渡辺華奈がランカー対決の再起戦で勝利、キールホルツに三角絞めでギブアップ勝ち

渡辺華奈(2019年4月11日撮影)

<米総合格闘技:ベラトール281大会>◇13日(日本時間14日)◇英ロンドン・SSEアリーナ

元RIZIN女子ファイター渡辺華奈(33=FIGHT,S FLOW)がランカー対決となった再起戦で鮮やかな勝利を飾った。ベラトール女子フライ級3位渡辺は同級2位デニス・キールホルツ(33=オランダ)戦に臨み、2回3分3秒、三角絞めで一本勝ちを収めた。

2回にキールホルツの反則で試合中断した後だった。渡辺が柔道の足技でテークダウンに成功。上に乗ってきた相手の左腕を捕獲し、そのまま両足で上半身と首周辺を挟み込んでの三角絞め。そのまま追い詰め、ギブアップ勝利を手にした。ランカー対決を制した渡辺は「やばい!! 勝った!!」と自らの公式ツイッターで復活勝利の喜びを表現していた。

渡辺は昨年6月、元UFCファイターのリズ・カモーシェ(38=米国)に35秒TKO負けで初黒星。眼窩(がんか)底骨折の手術を受けて以来の再起戦だった。