<新日本プロレス:日本武道館大会>◇3日◇東京・日本武道館
先月1日の福岡大会を最後に、右目の手術、療養による欠場を続けていた内藤哲也(39)が、1カ月ぶりのリングで躍動した。
第6試合、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの鷹木、BUSHIと組み、鈴木軍のタイチ、TAKA、DOUKI組と6人タッグマッチで対戦。サミングやのど輪など、ラフファイトを得意とする相手は、復帰戦としては最悪だった。序盤から、お構いなしに目を執拗(しつよう)に攻められるなど、やりたい放題やられた。それでも、DOUKIにスイング式のDDTを見舞うなど、支障のなさを披露。試合は9分31秒、鷹木がTAKAをグラウンドコブラツイストで押さえ込んで勝利した。
物が二重に見える症状が続いていた。19年11月に右目を手術も、20年末から再び悪化し、昨夏から「明らかにおかしくなった」という。今年5月、ジュニアの祭典、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに入るタイミングで再手術を決意した。
この日も「ケガをする前の状態が10だとすれば、今は4か5くらい」としていた。それでも、試合後は「手術して元の状態に戻ることは絶対にない。変化させていくこともプロレスの楽しさではある」ときっぱり。「大変長らくお待たせいたしました。もう何の心配もございません」と言い切った。目標とする23年1月の東京ドームのメインイベントへ、内藤に死角はなくなった。