プロボクシング前東洋太平洋バンタム級王者中嶋一輝(29=大橋)が再起2戦目に臨む。12日、東京・後楽園ホールでカルーン・ジャルピアンラード(36=タイ)とのスーパーバンタム級8回戦を控え、11日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、ともに200グラム少ない55・1キロでクリアした。
再起2戦目の相手となるカルーンはペッチバンボーン・ゴーキャットジムのリングネームで16年9月に当時、WBO世界スーパーフライ級王者だった井上尚弥(大橋)に挑んだ世界挑戦経験者。中嶋は「そういう相手だと知っているけれど試合動画は見ていない。自分の技術とパワーをみせていけば勝てると。自分のボクシングを貫いて豪快に倒したい」と静かに燃えていた。
中嶋は21年10月、元東洋太平洋バンタム級王者栗原慶太(一力)に敗れ、王座陥落したものの、今年3月に川島翔平(真正)を左ストレート一撃で1回KO撃破し、再起を飾っていた。現在はスーパーバンタム級に上げ、再び王座を狙っている。少し減量面で楽になったことで「完璧に仕上がりました。(気温が)暑いこともあり体重も落ちやすかった。スーパーバンタム級になって、だいぶ良く調整できています」と手応えを示していた。