中邑真輔次週SD大会でIC王座戦決定 王者の“手下”カイザーをキンシャサで撃破

インターコンチネンタル王者グンター(右端)を挑発する中邑真輔(左端)。手前は敗れたルドヴィグ・カイザー(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇5日(日本時間7日配信)◇米サウスカロライナ州グリーンビルの・ボン・セコース・ウェルネス・アリーナ

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔が次週(日本時間14日配信)のスマックダウン(SD)大会でインターコンチネンタル(IC)王者グンターに挑戦することが決まった。

グンターの“手下”ルドヴィグ・カイザーとの3度目対決に臨み、キンシャサで撃破してIC王者を追い詰めた。

1勝1敗となったカイザーとの“決着戦”はIC王座挑戦権がかかったリング。「カモーン」と挑発し、延髄切りやニー・ドロップを見舞った。スライディング・ニー、スライディング式スープレックスでマットにたたきつけた。場外戦で敵セコンドにいたグンターとにらみ合った隙、カイザーのドロップキック、さらにカウンターのアッパーカットを浴びたものの、中邑は動じることなく反撃。腕ひしぎ逆十字固めで捕獲してスタミナを削ると、最後はスピンキックからとどめのキンシャサを成功させ、フォール勝ちを収めた。

試合後、リングに入ってきたグンターに対し、中邑は「カモーン!!」と不敵な笑みを浮かべながら挑発。にらみ合いながら火花を散らした。グンターは6月10日のSD大会でリコシェからIC王座を獲得後、テレビマッチで1回ハウスショーで13回の防衛に成功している。中邑にとって22年2月以来、3度目のIC王座獲得なるか。