【新日本】鷹木信悟無念のリーグ戦敗退 ジュニア戦線でも活躍するファンタズモにまさかの敗戦

ファンタズモにパンピングボンバーを打ち込む鷹木(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:日本武道館大会>◇G1クライマックス32 Dブロック公式戦◇16日◇東京・日本武道館

元IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟(39)は、無念のリーグ戦敗退となった。

Dブロック最終戦となった第2試合で、既に脱落が決まっていたエル・ファンタズモ(35)と対戦。ジュニア戦線でも活躍中する相手の空中殺法に苦戦したが、黒星先行から中盤に立て直したリーグ戦と同じように、粘り強さを存分に発揮した。だが、最後は、サドンデス(トラースキック)からのCR2(変形ドライバー)、さらに新技となるCR3(垂直落下式のCR2)を突き刺され、3カウントを奪われてしまった。12分12秒の決着だった。

この日のオープニングマッチで、首位に並んでいたIWGP・USヘビー級王者ウィル・オスプレイが勝利したため、決勝トーナメント進出のためには引き分けも許されない状態だった。プレッシャーのかかる場面で意地を見せた鷹木だったが、あと1歩及ばなかった。

この敗戦により、鷹木は3勝3敗(勝ち点6)に。4勝2敗のオスプレイが、唯一の勝ち点8で、Dブロック突破を決めた。