【新日本】タマ・トンガ、試合後オカダと抱擁「俺はグッドガイでもバッドガイでもない」悪の面影なし

「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、オカダ・カズチカ対タマ・トンガ、タマ・トンガ(右)はオカダ・カズチカにフライングボディープレスを浴びせる(撮影・小沢裕)

<新日本プロレス:日本武道館大会>◇17日◇東京・日本武道館

元IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカ(34)が史上4人目となるG1連覇と、自身4度目となる真夏の栄冠ゲットに王手をかけた。ファイナルトーナメント準決勝で、Bブロックを突破したタマ・トンガ(39)を渾身(こんしん)のレインメーカーで沈めた。メインでは、ウィル・オスプレイが内藤哲也を撃破。18日の日本武道館大会の頂上決戦、決勝はオカダ-オスプレイで争われる。

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2年連続5回目の出場で初優勝を目指したトンガは、意地の反撃もむなしく、レインメーカーに沈んだ。だが、試合後はオカダと抱擁を交わすなど、ヒールユニット「バレットクラブ」に所属した悪の面影はなし。「もう俺はグッドガイでもバッドガイでもない。タマ・トンガなんだ」と次のステージを見据えていた。