【ノア】清宮海斗N1初優勝「俺は、ノアは、絶対に裏切りません」けん引する覚悟を示す

鈴木英樹対清宮海斗 優勝しトロフィーを手に笑顔を見せる清宮海斗(撮影・前田充)

<プロレスリング・ノア:大阪大会>◇N-1ビクトリー2022 優勝決定戦◇3日◇エディオンアリーナ大阪◇観衆2988人(満員)

「スーパーノヴァ(超新星)」清宮海斗(26)が、ノアの最強決定戦「N-1」初優勝を果たした。

初めてのシングル対戦となった鈴木秀樹(42)と優勝決定戦で対戦。この日も、連敗から5連勝でブロックを勝ち上がった粘り強さを存分に発揮した。

終盤には、鈴木にダブルアームスープレックスを決められて万事休すかと思われる場面もあったが、これを意地でキックアウトすると、目の色が変わった。武藤直伝のシャイニング・ウィザードを自身の形にアレンジした新技を連発し、33分23秒、ついに3カウントを奪った。

来春での引退を表明している師匠・武藤敬司から引き継いだ意志を、新しい形でノアマットに還元していくつもりだ。今リーグは、シャイニング・ウィザードやドラゴンスクリューなど、本人公認の「武藤殺法」を駆使して勝ち上がってきた。それに対し、1日の会見では鈴木から「武藤敬司にとらわれている」と指摘された。「決勝の舞台ではそうはならない」。その言葉通り、自身の色で染めるというアンサーを出した。

前身の大会を含めると18年以来4年ぶり2度目の制覇となった清宮。憧れの武藤は来春でリングを去るが「俺は、ノアは、絶対に裏切りません。これからも俺のプロレスを見に来てください」と、自身がけん引する覚悟を示した。次は、2年8カ月間遠ざかっているGHCヘビー級のベルトを取り返しに行く。