頸髄(けいずい)損傷で入院中の元プロレスラー天龍源一郎(72)が主宰するプロレス興行「天龍プロジェクト」の新木場大会が4日、東京・新木場1stリングで行われ、天龍の娘、嶋田紋奈代表が天龍の現状を報告した。
大会前にリングに登場すると「天龍について少し話しをさせてください」と切り出した。「12年に腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症から復帰し、早10年が経ちました。プロレスに救われています」と振り返り、「発表はセンシティブな言い回しになってしまいましたが、母の時に何もお伝えしないままになってしまいましたので、今回お伝えすることを決めました」と、今月2日の発表に至った理由を説明した。
そして「13歳の時から大相撲に入り、痛いところがない方が不思議だと思っています。それでも毎日、衰えないように努力をしてきたのを家族は見てきたので、今回症状が出てしまったことは本人もとても残念だと思います」と無念を口に。それでも、この日もネットで大会を観戦していることを明かし「皆さんと一緒に楽しんでいます」と伝えた。
容体については「本人もとても元気にしています」としながらも「今お伝えできることは未確定なことが多い。これから細やかな検査を行い、治療方法を探っていく。一時退院できるかどうかもわかりません」と話すにとどめた。「どうか体のことを優先する時間を頂きたい」とお願いした。
天龍は2日、頸髄(けいずい)損傷で入院していることを発表。長年の現役生活による負担で症状が顕著に出たもので、生命の危機ではない。医師の診断によると突然死のリスクが高い状態で、それを回避するための入院としていた。