【新日本】鷹木信悟またも天敵ファンタズモに敗戦 試合後、紙おむつを手にマイクパフォーマンス

紙おむつを手にマイクパフォーマンスする鷹木。奥は高橋ヒロム(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇6日◇東京・後楽園ホール◇観衆700人(満員)

元IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟(39)は、またしても「天敵」エル・ファンタズモ(35)に勝てなかった。

メインイベントとなった第8試合のタッグマッチで、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの同門、高橋ヒロムと組み、KENTAと組んだファンタズモと対戦した。先月16日のG1で負かされ、リーグ戦敗退を決定づけられた相手。さらに同18日の東京・日本武道館大会でも、この日と同じマッチアップで敗れていたが、雪辱を果たすことはできなかった。

階級を超えて活躍するファンタズモのしなやかな動きに翻弄(ほんろう)されるも、あと少しのところまで追い込んだ。だが、KENTAの妨害にあい、レフェリーの見ていない所で急所にパンチを打ち込まれた。そして最後は11分28秒、ファンタズモに首固めで丸め込まれてしまった。

それでも、この日の鷹木は、やられたままでは終わらなかった。試合後、紙おむつなどを使って挑発を続けるファンタズモに怒り爆発。エルボー、パンチからパンピングボンバーをたたきこみ、勝者組をリングから排除してしまった。

制裁を下した鷹木は、マイクを握ると「負けたくせにマイク持っていいのかな?」と遠慮を見せたものの、歓声を聞くと「きたきたきたー!」と絶叫した。

新日本は前日5日からの後楽園ホール2連戦を、コロナ禍初の「声出し可能大会」として開催。50%の観客制限はあるものの、2年半ぶりに「歓声」が帰ってきていた。鷹木は「棚橋みたいに涙のカリスマではないけど、心の中ではちょっぴり泣いているよ。この2日間のMVPはお客さんだよ」と、歓声の中で試合ができる喜びに浸っていた。