【K1】神保克哉「75キロ新設」プロデューサーから引き出す「気合の向こう側が見える階級に」

会見での言動に先立ち、拳に力を込める神保克哉(撮影・吉池彰)

K-175キロ級の設立が12日、決まった。「K-1WGPよこはまつり」(11日、横浜アリーナ、日刊スポーツ新聞社後援)での75キロ契約で勝利した神保克哉(26)がこの日、都内で行われた一夜明け会見で、中村拓己K-1プロデューサー(P)から言質を引き出した。

神保は松倉信太郎(30)との打ち合いを制し、延長2分10秒にKO勝ちした。この日の会見では「これで75キロができなかったら、カチコミ(殴り込み)に行く」と中村Pを壇上に呼んで目前で交渉。半ば脅された形になったが、中村Pは「覚悟は伝わってきた。75キロ新設でよろしく」と宣言した。

新階級名はスーパー・ミドル級が見込まれる。日本勢は神保、松倉が中心となるが、海外には強豪がめじろ押し。日本人が戴冠するのはかなりむずかしいが、神保は「気合の向こう側が見える階級にしたい」と言葉に力を込めた。