プロボクシングWBAスーパー、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)がライバルとファンに向けて強烈なメッセージを送った。17日(日本時間18日)、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで開催される4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(32=メキシコ)との3度目対決に向け、16日(同17日)に同地の野外会場で前日計量に臨み、先に体重計に乗って167・8ポンド(約76・11キロ)でクリア。スーパーミドル級(168ポンド=約76・2キロ)初戦ながら、アルバレスがパスした体重167・4ポンド(約75・93キロ)よりも重いウエートだった。
公式計量終了後、英プロモート大手マッチルーム社のエディ・ハーン社長を挟み、アルバレスと実に45秒間のフェースオフ(にらみ合い)を展開。1階級上の挑戦となる計量を終え「それは新しいものではない、いつもと同じだ」と言い切ったゴロフキンは「本当のボクシングファンなら、誰が真のチャンピオンかを知っているでしょう」とアルバレスとファンに向けて「本音」のメッセージを送った。
アルバレスを応援するメキシコのファンが多かったこともあり「すべてのメキシコ人にとって最大の日、独立記念日(9月16日)でした。みんなおめでとう。私のファンだけでなく、ボクシングのファンのみんな、見に来てください」と自信の表情を浮かべた。
両者の初対決は17年9月で引き分け、2度目は18年9月で0-2の僅差判定負けを喫した。あえて「真のチャンピオン」と表現したのは、ゴロフキン自らが2試合とも勝利したと確信していることを意味するものだろう。9回TKO勝ちを収めた今年4月の村田諒太(帝拳)とのWBAスーパー、IBF世界ミドル級王座統一戦以来のリング。過去2度のアルバレス戦とは違い、キャリアで最も重いウエートという“未知”の領域でのファイトとなるものの、運命のゴングに向けてゴロフキンの自信は揺るぎないようだ。