王者小原佳太が王座統一&V3防衛成功「立ってこないと思っていた。会心の一撃でした」

<プロボクシング:日本ウエルター級王座統一10回戦戦>◇11日◇東京・後楽園ホール

日本ウエルター級王者小原佳太(35=三迫)が王座統一に成功した。同級暫定王者小畑武尊(23=ダッシュ東保)と拳を交えると、右強打でダウンを奪って3回2分35秒、TKO勝ち。王座統一と3度目の防衛に成功し「(小畑は)立ってこないと思っていた。会心の一撃でした」と満足げに振り返った。

小原にとって昨年12月の玉山将也(帝拳)戦、約10カ月ぶりのリングだった。今年3月に右ヒラメ筋腱(けん)を断裂し、防衛戦が延期に。長期離脱している間に暫定王座が設けられ、小畑が就いていた。「10カ月ぶりの試合はとても不安があって緊張しました」と振り返るものの、小原は負傷によるブランクを感じさせず、次々と的確に右ストレートを打ち込んだ。3回の右強打でダウンを奪い、そのままレフェリーストップ勝ちとなった。

「少し距離も遠くて合わせてくるパンチもセンスあったが、引き出しの多さと経験値、絶対的な能力は僕のが上だった」と統一戦を振り返った小原は「今回は考えて(T)KOできて良かったです。次は防衛戦ではなくて、次のステップ。しっかり認めてもらい、ステップしようと思っています」と世界再挑戦を見据えていた。