藤波辰爾「僕らの風よけであり、防波堤だった」猪木さんカラーの赤色ネクタイ締め思い出語る

トークショーで笑顔を見せる藤波(撮影・勝部晃多)

1日に心不全のため、79歳で死去した元プロレスラーのアントニオ猪木さんの愛弟子、藤波辰爾(68)が師匠との思い出を語った。

猪木さんの葬儀・告別式から一夜明けた15日、都内で行われたトークイベントに出席。前日の黒色のネクタイから猪木さんカラーの赤色のネクタイを締め直し、集まった約30人のファンと触れあった。

トークイベントの前に囲み取材に応じた藤波は、猪木さんとの最初の出会いについて、「その迫力に圧倒された」と、日本プロレスに入門が決まった1970年、16歳当時を振り返った。「そのすごい威圧感がトラウマになって、いまだについ最近まで、最初に会った時と全く同じ状態で会話ができなかった」と、笑顔を交えながら話した。そして、藤波の後輩たちがさまざまな形で猪木さんに接していた事に触れ、「今の選手はそういう壁がないのかな? 不思議だな」と、首をかしげた。

藤波は前日14日には猪木さんの告別式に参列し、師匠に最後の別れを告げた。猪木さんを一言で表すと、どんな存在だったかという問いかけには「巨大な岩」と回答。「全面ですべてを受け止めてくれる人。僕らの風よけであり、防波堤だった」と、しみじみと話した。

その他、猪木さんが会場入りすると空気が張り詰めたという話や、88年の飛龍革命で猪木さんにびんたを張った際に自身が「何を言っているかわからない」となどと自虐し、場を盛り上げていた。

トークショーにはフリーライターの堀江ガンツ氏、お笑いタレントのユリオカ超特Qも出演した。