亀田興毅がアジア進出へ「外国選手にも目を向ける」元朝青龍氏との絡みから生まれた興行

11・27興行の会見に臨んだ亀田興毅氏(中央)と中川(左)、小林(2022・10・17 KWORLD3ジム 撮影・実藤健一)

ボクシングの元世界3階級制覇王者で「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー(35)が17日、大阪市内のKWORLD3ジムで会見した。

11月27日に大阪府豊中市の176BOXで「3150FIGHT」への挑戦的興行「SURVIVAL」を開催。その目玉企画に「日本・モンゴル外交関係樹立50周年記念親善試合」としてモンゴルから2選手を招くことを明かした。

バンタム級5回戦で小林廉(24=エスペランサ)がオルクホントゥンガラク・ウヌボルトと対戦。また今回がプロデビュー戦となる中川凌太(24=KWORLD3)がバヤルクフウ・ガンバアタールとウエルター級5回戦で激突する。

今回の企画は興毅氏が親交のある元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏との絡みから生まれた。モンゴルは五輪を見据えてアマチュアボクサーの育成には積極的だが、その後にプロで活動する土壌がないという。その事情を元朝青龍氏から聞いた興毅氏が試合の実現に動いた。

興行当日に元朝青龍氏の来場も働きかけており、現在はスケジュールを調整している。

興毅氏は今回の試みの先に「アジア進出」を見据える。「モンゴルなどまだまだ未開拓で可能性がある国は多い。いろんな選手が出場する『プラットホーム』は、日本選手にこだわらず外国選手にも目を向ける。おもしろい試合を組んでいきたい」と話す。

リオデジャネイロ五輪のモンゴル代表でアジア王者、世界選手権3位の実績を持つエルデネバートル(26)ともプロモート契約を結び、今回の興行で日本デビューの計画だった。しかし、20以上も声かけした対戦相手はすべてお断り。先に流れた経緯もある。

また興毅氏は「3150アジアFIGHT」とし、具体的な計画も明かした。来春にタイ・バンコクで興行を行うといい、実際に現地に出向くなど実現に向けて進行している。

壮大な野望の先駆けとなるのが11・27の興行。「絶対におもろい試合になりますよ」と興毅氏は猛烈にアピールした。【実藤健一】