輪島功一氏の孫・磯谷大心が東日本新人王逃す アマエリート松野晃汰にダウン喫し悔しプロ初黒星

1回を終えた孫の磯谷のセコンドに声をかける輪島氏(右)(撮影・滝沢徹郎)

<プロボクシング:東日本新人王決勝>◇3日◇東京・後楽園ホール

元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者輪島功一氏(79)の孫・磯谷大心(21=輪島功一スポーツ)が東日本新人王を逃した。

アマエリート松野晃汰(20=神奈川渥美)と激突し、右強打を顔面に浴びてダウンを喫した。レフェリーがカウント途中で試合を止めて4回0分53秒、TKO負けとなった。デビューから4勝全KOで東日本新人王決勝まで勝ち上がってきたが、プロ初黒星となった。

決勝で拳を交えた相手はアマチュア戦績17勝(5KO)6敗で国体優勝経験もあるテクニシャンの松野だった。