井上岳志「成長した姿、可能性を見せたい」世界再挑戦見据えたアジア2冠戦へ計量クリア

東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級王座決定戦に臨む井上岳志(左端)と天熊丸木凌介(左端)中央はJBC安河内剛氏

プロボクシングIBF世界スーパーウエルター級13位の井上岳志(32=ワールドスポーツ)が世界再挑戦を見据え、アジア2冠を狙う。5日に東京・後楽園ホールで開催される東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王座決定戦を前に4日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席。2冠を懸けて拳を交える日本同級3位の天熊丸木凌介(31=天熊丸木)とともにリミット69・8キロでクリアした。

井上は「今、タイトルを持っていないので取り戻し、世界を狙えるぞというところを見せたい」と静かに燃えた。19年1月、当時のWBO世界同級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)に挑戦したが、判定負けを喫した。昨年11月にはオーストラリアに乗り込み、世界トップランカーのティム・チュー(オーストラリア)に判定負けと、世界の「壁」にぶち当たっている。3年前の世界戦後から「倒すボクシング」を強く意識。そのスタイルも完成しつつあり「試合では成長した姿を見せられるし、見せたいと思う。可能性を見せたい」と自信を示していた。