【ノア】拳王、王座戦前に清宮海斗を下す 試合後もフォール続け皮肉連発「よく頑張りましたね」

清宮(手前)に蹴りを見舞う拳王(撮影・勝部晃多)

<プロレスリング・ノア:後楽園大会>◇11日◇東京・後楽園ホール

前GHCヘビー級王者で次期同級王座挑戦者の拳王(37)が、現同級王者・清宮海斗(26)を自らの手で葬った。

ドラゴンゲートとの合同興行となった大会のメインイベントで、箕浦康太(23)とタッグを結成し、ドラゴンゲートのオープン・ザ・ドリームゲート王者、吉岡勇紀(28)と「チャンピオンタッグ」を組んだ清宮と激突した。試合開始直後から、来年元日の日本武道館大会で挑戦するGHC王者に対し、意識全開。リング上から、リング外から、「来いよ。おい!」と挑発を繰り返した。

試合では、不慣れなタッグにもかかわらず、支配力を発揮した。清宮の新必殺技シャイニング・ウィザードに対してカウンターで切り返すなど、対策もばっちりの様子。箕浦のR-301(旋回式ファルコンアロー)のアシストを受け、隙のできた清宮にPFSを投下すると、最後は21分53秒、トップロープからのムーンサルトダブルニードロップ「炎林」をさく裂し、出し惜しみせずに完勝した。

3カウント後も清宮にフォールを続け、強烈なアピールを行った拳王。マイクではタッグを組んだ14歳年下の他団体選手、箕浦をねぎらった一方で、GHC王者へは痛烈な批判を浴びせた。「30分超えタイトルマッチの次の日に、よく頑張りましたね。そうやって自己満足でもしておきなさい。今日はお疲れさまでした。よく頑張りました」と、前日10日に2度目の防衛を果たした王者へ皮肉を連発。来年1月1日まで、拳王は攻撃も口撃もその激しさを増していく。