ボクシング元世界3階級制覇王者で「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー(35)が14日「ミツロ育成プロジェクト」をスタートさせた。
日本ヘビー級王者但馬ミツロ(28=KWORLD3)のスパーリングパートナーとして、オーストラリア在住のヘビー級選手2人を呼び寄せた。
17勝(9KO)9敗のルマン・パーセル(27)と3勝(3KO)のジョン・マイラ(32)で、ともにニュージーランド出身の2人は12日に来日。約2週間、日本に滞在して、但馬とスパーリングを重ねていく。
但馬はこの日、大阪市内のジムで、マイラと2回のスパーリングを敢行した。体重100キロを超える2人が接近戦で打ち合った。
日本はヘビー級の選手層が薄く、スパーリングもままならない状態。但馬はキックボクシングなど他競技の選手とスパーリングをしてきたが、同じボクシングのヘビー級選手が相手ならば、全力で臨める。「力いっぱいできる」と喜んだ。
亀田ファウンダーは「思う存分、練習できる環境をつくるだけ。ミツロ(但馬)がヘビー級のパイオニアになる、稼げる舞台をつくる。そのためにまず強くなるのが一番。まだスタートしたばかりだからこれから先を見てほしい」とした。
スパーリング終了後は、オーストラリアのヘビー級事情を知るために、来日した2人を質問攻め。「オーストラリアには59人のヘビー級選手がいるらしい。来年夏にでも、ミツロと行って、練習してくるのもいいかもしれない」と、早くも次のプロジェクトを練っていた。【益田一弘】