メキシコから“逆輸入”花田歩夢7回TKO勝ち「興毅会長どうですか?」世界ランク入り濃厚に

花田歩夢対アサエル・ビリャル 7回、アサエル・ビリャルにTKO勝ちする花田(撮影・和賀正仁)

〈ボクシング:フライ級ノンタイトル8回戦〉◇6日◇エディオンアリーナ大阪

メキシコからの“逆輸入ボクサー”花田歩夢(20=神拳阪神)が、世界ランカーにTKO勝ちした。

WBC世界ライトフライ級4位アサエル・ビリャル(28=パナマ)と対戦。3回終了間際にグラつく場面もあったが、4回に右の打ち下ろしで2度のダウンを奪う。さらに7回、積極的に前に出て46秒TKO勝ちした。

「とりあえずホッとしてます。パンチの威力、ボクシングスタイルとも研究していたので想定通りだった」

中学卒業後、単身渡ったメキシコでプロデビューした。日本に戻り、これでプロ戦績は9勝(7KO)1敗1分けとした。これで世界ランク入りが濃厚。「メキシコで世界戦のプランもあるが、もちろん日本でも実現できたら」と話し、試合後は「興毅会長(ファウンダー)どうですか? まだ早いですかね」とアピールしていた。