全日本の“暴走専務”諏訪魔が引退武藤敬司に「逃げるな!」引退試合で対戦できず不満たらたら

ポーズを取る諏訪魔(撮影・勝部晃多)

全日本プロレスの“暴走専務”諏訪魔(46)が、今月21日の東京ドーム大会で現役引退するかつての師匠武藤敬司(60)へ「逃げんじゃねーよ!」と言い放った。2日、都内のホテルで行われた武藤引退興行の第1弾記者会見に出席し、洗いざらいに不満をぶちまけた。

諏訪魔は同大会のノア-全日本6人タッグマッチで、宿敵の3冠ヘビー級王者・宮原健斗、青柳優馬と組み、ノアの反骨集団「金剛」の拳王、中嶋、征矢組と対戦する。このマッチメークについて聞かれると、「チームワークはゼロ。(今日も)宮原の入場曲で入ってきただけでじんましんが出る。アレルギーだよ」と、大げさに体を震わせて嫌悪感を示した。

さらに、武藤の引退試合の相手が新日本プロレスの内藤哲也に決定したことに対しても不満たらたら。「なんで俺が引退試合の相手じゃないんだよ。逃げんじゃねーよ! もう1発ビンタぶっかましてやろうと思ってたからその思いしかない」と悔しがった。13年に武藤が、社長も務めた全日本を離脱。諏訪魔はいち早く残留を決めた過去があり、事あるごとに名前を出して挑発を繰り広げてきた。

だが、冷静さを取り戻して諏訪魔。「そのイライラを相手ぶつけるしかない。その上にノアという相手がいるから楽しみ」と、逆恨み? でストレス発散を誓った。