キックボクシング42戦無敗を誇る人気格闘家からプロボクサーに正式転向した那須川天心（24＝帝拳）が4月8日、東京・有明アリーナでボクシングデビュー戦に臨むことが13日、発表された。日本バンタム級4位与那覇勇気（32＝真正）とのスーパーバンタム級6回戦で拳を交える。同日、都内のホテルで会見に臨んだ。記者会見後にも報道陣に対応した主な一問一答は次の通り。
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－今回の相手は強いが
「プレッシャーはないですよ。やるだけなので、勝とうが負けようが、それが僕の人生ですから。起きたことがすべてなので。それまでに、どう向き合っていくかが大事なので。それをやっぱりやりたいし、やっぱ1番の身内のチームだったり、ジムが信頼して送り出してくれると思うので、大丈夫かなあと不安を持って送り出すことはできないと思うので、そこに応えたいです。応えるだけじゃなく、それ以上の。僕はサプライズが好きなんで、良い意味でサプライズさせたい」
－今後バラエティー番組出演は
「変えていこうと思います。フェーズが結構あると思っていて。知ってもらうフェーズ、それを伝えるフェーズがあると思う。出ていたのは知ってもらう、認知してもらうということを意識してユーチューブもやっていたし、テレビもたくさん出ていた。前回のTHE MATCHで見ていない人も、絶対に知っている人、那須川天心の顔と名前は一致しないけれど、何か知っている人という世の中。それを良く知ってもらうために、今はそれでいいのかなと。スポットで友達に呼ばれたりとか、例えば（芸人の霜降り明星）粗品が出てくれというなら考えますけど。特別感があるものに出ていきたいなと。出てプラスになるものを見極めて出ていきたいなと」
－キックをやっていてボクシングのメリット
「メリットは発想力だと思います。キックやっていたからというわけではないですが、ボクは他の人よりもいろんな発想力は豊かだと思うので。そこは非常に自分の中では有利になるかなと。今までなら来ない間合いでのパンチとか、スタイルは良い方向に使っていきたい」
－今のボクシングのトレンド、伝統で違うこと、変えることを考えているか
「そこは変えるとか思っていないですけど。やっぱ自分の体で、ステップだったりとか違うところは普通のボクサーとは違うと思う。そういうところをやっていきたいなあと思う。どうなるかは分からないけれど、存在で証明したい」
－会見では井上尚弥についてはあまり語らなかったが
「今の立場では新人なので、まだ言えないかなと。新人ということです」
－帝拳ジムを選んだのは
「昔からお世話になっているし、伝統がちゃんとあって格好いいなと。ボクシングジムで1番いけてるなと。興行の力とかだけではない。それももちろんありますけれど、そういうところで選んだわけではない。このタイミングで帝拳でやるのが良い選択かなと」
－与那覇に勝てば日本王座に挑戦する権利が
「そこは仕上がりを見てだと。強くなっていく段階の中で、毎日毎日、日々強くなっている自信はある。その段階を追って、このぐらいならこの相手とできるとか、後ろに下がることはない。前に進むだけなので、毎日毎日トレーニングみて決めていきたい」
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