古舘伊知郎氏、猪木さんを実況で送り出す「彼岸への花道、ゆっくりと猪木が遠ざかっていく」

「アントニオ猪木お別れの会」で弔辞を述べる古舘伊知郎(撮影・河田真司)

<アントニオ猪木お別れの会>◇7日◇東京・両国国技館

フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏(68)が、猪木-アンドレ・ザ・ジャイアント戦の名実況とともにアントニオ猪木さんへ惜別の言葉を送った。

猪木さんが天国へ旅立つ4日前に見舞った時のことを振り返り、「早く楽になってほしい、迎えにきてくれと思った。その一方で少しでも長く生きてくれと思った」と、自身の中で葛藤があったことを明かした。

最後は「彼岸への花道、ゆっくりと猪木が遠ざかっていく。今、猪木が一瞬振り向いた。無言だ。またきびすを返して進んでいく。猪木の体が小さくなっていく」と、実況風のあいさつで天国へと送り出した。

お別れの会後に囲み取材に応じた古舘氏は、「猪木さんに導かれてプロレスの実況をやらせてもらった」などと、尽きない感謝の思いを語った。